営業で忘れてはいけない心構えとは?
営業というと、「情熱の仕事」「根性の仕事」
というイメージを持っている方が多いかもしれませんが、
私は営業は科学的な仕事だと思っています。
もっと言うならば、「確率」の仕事です。
成約を得るには、ある程度、「断られる数」が必要です。
電話アポイントの作業では、断られることは当たり前。
断られるたびに落ち込んでいては、営業は長続きしません。
むしろ、断られるたびに成約に近づいている、
という意識が大切です。
私も電話アポイントの営業を始めたころは、
タウンページをめくりながらひたすら電話しては、
断られ続けていました。
100件電話して、ようやく1件アポイントが取れるかどうかです。
ガチャ切りや、怒鳴られたり罵られたりしたこともしょっちゅです。
お客様に断られ続けていると、
モチベーションが下がります。
モチベーションが下がると、
電話の件数が減り、コンタクト数が減ります。
そうなると、成約も遠のいていきます。
このような悪循環に陥らないよう、
営業マンは断られることに過敏にならず、
コール数(接触回数)、
コンタクト数にこだわって営業をすることが大切です。
私の場合、電話営業をしていたときは、
コール数とコンタクト数を毎日メモをして、
一日決めた数をクリアすることを意識しました。
そして、決めた数をこなせたときは、
思いきり自分をほめるようにしました。
うまくいかないときも、
スランプのときも、
自分の決めた数だけはこなすようにしましょう。
必ず道は開けてきます。