営業とはそもそもどんな仕事か?
営業職というと、どんなイメージでしょう?
営業の仕事というと、
「何かを売りつける仕事」
というイメージを持っている方が多いようです。
営業マンでさえ、
そう思っている方が多いようです。
そういう自己イメージを持って仕事をしていると、
プライドを持てなくなり、
なかなか営業という仕事に積極的になれません。
そうなると、
どんどん「お願い型営業」「押し売り営業」
になってしまいがちです。
営業の仕事というのは、
本来は、「何かを売りつける仕事」ではありません。
私は、営業とは、
「問題を発見・解決する仕事」だと思っています。
売れる営業マンは、
お願いや押し売りはしません。
相手の話をよく聞き、質問をして、
相手のニーズを探り出します。
そして、的確なアドバイサー、
パートナーとして、
商品・サービスを提供します。
経営の神様といわれる松下幸之助氏は、
こう言いました。
「商売とは、お客様の『困っていること』を
解消してあげてお金をいただくものだ」と。
お客様の話をよく聞きもせずに、
自分の商品のアピールだけに必死になっていませんか?
「お願いします」
「買ってください」
では、売れません。
不快にさせてしまうだけです。
また、営業マンに対して
悪いイメージを持つきっかけを作ってしまうことになります。
大切なのは、
お客様の問題解決に役立とうという気持ち。
「この人の困っていることは何だろう?」
「この人の理想の状態はなんだろう?」
「自分の提供するサービスは、この人にどんな風に
役立つことができるだろう?」
そんな風に考えることができる営業マンが増えると、
きっと営業マンに対するイメージは変わっていくのではないでしょうか。