パワーが落ちてきたときに読む本
「スキルはたくさん知っているのに、それを生かせるパワーが足りないなぁ」
あるいは、
「なんだか調子が落ちてきた」
「スランプをなかなか抜け出せない」
そんなときに、
私が最も効果があったと思うことをお伝えします。
お客様の個人宅へ訪問する営業の頃、
超有名企業の社長宅など、
大金持ちの家に行くチャンスが何度もありました。
お相手してくれたのは30歳くらいの奥様。
部屋数を聞いたら、
「10部屋以上あるみたいだけどよく知らない」
「え?知らないって、どういうことです?」
「私は嫁なので、こっちの数部屋以外、よくわからないんですよ」
家に入って思ったのはとにかくきれい。
テーブルや床には、ほとんど物を置いていなくてすっきり片付けている。
当時は、
「お金持ちだから収納場所も沢山あるからきれいなんだろう」
と思っていましたが、違ったようです。
うまくいっている会社は、活気があってエネルギーが高い。
そういう会社はとてもきれい。
良い氣が流れている神社やお寺なんかは、もちろん徹底してきれい。
その理由を、この本を読んで納得しました。
私の人生で役に立った本・ベスト5に入りますが、
文庫本も出ているくらいスピリチャルの世界では有名な本です。
アマゾンのレビューは、300くらいあるのに、
ほとんどが★5つとは驚異的!
大事なポイントを書き出してみました。
人がガラクタを溜めてしまう理由とはなんでしょう?
1.「いざというときのために」
これは自分の未来に信頼を置いていない証拠。
捨ててから、やっぱり必要になるのではないか?
と心配をすれば、そのとおりになります。
「そのときには手に入らない貧しい状態になっているかもしれない」
という欠乏意識からきています。
2.自己存在価値という執着
物に対する執着は、ある種の波動を発します。
よく使うものや、好きなものや、自分で作ったものなどには
本人のエネルギーが浸透しています。
プレゼントには送り主のエネルギーが浸透しています。
しかし、処分はもっとよい家にもらわれていくのだと思いましょう。
エネルギーのことが分かると、
使わないのに手元に置いて執着することは、
その品に対してかえって良心の呵責を感じるようになるはずです。
3.遺伝
「万が一のため」という考え方は欠乏意識から来るもので、
通常は親から子供に伝達されます。
少し、その考え方を変えることで、
もっとよい新しいものを人生に取り入れるスペースを作るために、
積極的に物を整理していくようになります。
4.ケチ精神
「最後の一滴まで元を取らないと処分しないのは損」
このような考え方は、古ぼけた不要物を後生大事に溜め込んで、
エネルギーの流れを滞らせます。
そんな所に新しくて良いものが入ってくることはありません。
5.感情を押さえ込むため
ガラクタはあなたを忙しそうに見せてくれます。
孤独や問題を直視する恐れなど紛らわせてくれます。
でも、その感情を抑え続けるにはとてつもないエネルギーが必要。
エネルギーの浪費です。
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最近、断捨離が大ブームですが、
その元ネタといってもいい本です。
単なる片付け術の本ではないので、
物事がうまくいかないと嘆いている方は必読です。