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「他に差をつける情報活用力とは?」
営業や商談の場など、
ビジネスにおいて情報収集は欠かせません。
仕事の相手となる人に関する情報を、
事前に集めて知っておくことは
とても大切です。
事前に相手の情報をどれだけ掴んでいるかが
商談や営業を大きく左右する気がします。
初対面のお客様に会うときは、
会社のホームページはもちろん、ブログやFacebookなども
チェックしておきたいものです。
ブログやFacebookなどは、
その人が大事にしていることや価値観を垣間見ることのできる
重要な場所です。
活用しない手はありませんね。
他に差をつける情報活用は、「固有名詞」がポイントです。
ブログなどに書かれている、ペットや子ども、配偶者の名前などは、
たとえ仮名であっても記憶しておきましょう。
「ブログを拝見しましたが、ココアちゃんって本当に可愛いですね!
公園なんかに行ったら、モテモテでしょう?」
「先日、お子さん生まれたばかりなんですよね。
悠太くんっていい名前ですね。誰が名づけられたんですか?」
人は、自分に重要感を与えてくれる人が好きです。
その人自身の名前や情報はもちろん、
家族などの情報も覚えておくと
「自分のことを気にかけてくれている」
「自分に興味を持ってくれている」
と、誰しも嬉しく感じるものです。
得られた情報は、ノートなどに記録して整理しておくことを
おすすめします。
最近、いろんな営業の方が来られますが、
ほとんどコチラには興味がなく、
興味があるのは自分の商品だけ、
という方が多いです。
わざわざ情報を公開しているのに、それを見ていないというのは、
「あなたにはあまり興味がありませんよ」
「あなたのことを調べる時間はありませんでした」
と相手の方に言っているようなものです。
逆に、事前に相手の情報をたくさん頭に入れていくと、
相手に「自分との面談を大切に思ってくれているんだな」
と感じてもらうことができます。
そうなると、ついつい、
普段話さないようなことまでサービスで話したりするのが
人間というものです。
相手と良い関係を築く方法は、自分から相手に対し、
心から興味・関心を持つこと、
これに尽きると思います。
興味を持って情報収集をしましょう。
面接なども同じですね。
そういえば、昔、ある会社の面接に行ったとき、
「我社のビジョンは、HPでご覧になりましたか?」
「あ~見てないです」
「ああ、それはアウトだね」
と、そこでバッサリ切られたことがあります。
こういうちょっとした行動が、
ライバルに差をつけるのです。
せっかくの一期一会を活かすためにも、
事前の準備は大事ですね。