話を途切れさせないようにするには?
雑談の際、
話が途切れるのが怖い、ストレスだ、
という方は多いと思います。
そんなときは「質問」です。
人は、何かを問われたら
答えるように無意識レベルでインプットされています。
質問をすると、
よっぽど失礼なことか、
難しいこと、答えにくいことでない限り
相手は答えてくれますので、
絶対に話が途切れることはありません。
しかし、
「話が盛り上がる質問」
「話が盛り上がらない質問」
というのはあります。
「話が盛り上がらない質問」は、
相手が「はい」か「いいえ」かで
答えられる質問。
「お仕事は会社員の方ですか?」
「このお仕事をされて長いんですか?」
「週に一回しか休みがないと大変じゃないですか?」
このような質問の仕方を、
「クローズド・クエスチョン」と言います。
直訳すると、「閉じた質問」。
相手の答えが限定される質問です。
一方、話が盛り上がる質問の仕方もあります。
それは、
相手が「はい」か「いいえ」ではなく、
自由に答えられる質問です。
「どういった関係のお仕事をされていらっしゃるんですか?」
「具体的には、どういう?」
「週に一回の休みって、どんな感じなんでしょう?」
このような質問を「オープン・クエスチョン」といいます。
直訳すると「開かれた質問」ですね。
キーワードとしては、
「どんな?」を使って質問するように心がけると、
相手の口数が多くなり、
たくさんの情報を聞きだすことができます。
話を盛り上げたいなら、
相手にどんどん話してもらいましょう。
そして、相手に話してもらいたいなら、
相手がたくさん話せるような質問をするのです。